日本サッカー協会は9日、東アジア選手権の日本代表メンバーから
MF阿部勇樹(26)=浦和、FW巻誠一郎(27)=千葉、
大久保嘉人(25)=神戸=の3人が外れ、
代わってDF安田理大(20)=G大阪=と
FW田代有三(25)=鹿島=の2人を招集したことを発表した。
3人とも理由はけがのためだが、メンバーは前日8日に
発表したばかり。わずか1日でのドタバタ劇となった。
力強く「優勝目指して頑張っていきたい」と目標を掲げた
岡田監督の構想は、わずか1日で大きく崩れた。
阿部、巻、大久保、ともに就任3試合のすべてでピッチに
送り出してきた主軸選手が、離脱することになった。
理由は阿部が左内転筋痛、巻は右脇腹の肋骨骨折、
大久保は右ひざ外側半月板損傷のため。
前日8日の発表の時点では“見切り発車”で招集されたが、
3人ともに万全ではなかった。
2・6タイ戦にフル出場した阿部は浦和に戻った7日以降、
激しい練習は回避。
この日の練習試合にも出場せず、2日連続で室内のみの調整だった。
クラブ幹部は「おととい(7日)検査を受けた時点では“いける”と
いう判断でメンバーに入ったが、きょう病院で再検査をしたら
患部に出血が認められた」と説明。
症状は改善せず、逆に悪化したもようだ。
巻は先月30日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(国立)で
相手選手との接触で右脇腹を負傷。
その夜に病院で受けた検査では骨に異常はないとされ、
そのまま代表に帯同してきた。
タイ戦では途中出場でヘッド弾を決める気迫を見せていたが、
痛みが引かないため8日に再検査。
肋骨の骨折が認められ、離脱を余儀なくされた。
さらに神戸のグアムキャンプに参加中の大久保。
タイ戦で決勝ゴールを決めた殊勲者だが、この日、
所属する神戸が右ひざ外側半月板損傷と診断されたと発表した。
前任のオシム監督なら代表発表は出発直前が定番。
こうした事態を隠せたことを思えば、13日の出発5日前に
発表した岡田監督に同情もできるが…。
協会とクラブ間のコミュニケーションの問題も含め、
やはりドタバタ感は否めない。
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